日本人の美しい技術
主婦建築士 伊藤由美子です。
「組子って、見たことありますか?」
きっと、どこかで見かけたことあると
思います。
今、浅草橋のカフェにいますが
そこの衝立のガラスに
組子の麻の葉模様が描かれています。
これは、飽くまでも
麻の葉模様を
ガラスに張り付けたものですが
「組子」は実際には
次の写真のような
木を細くカットしたものに
釘や接着剤を使わず 、
一部分に溝をつけたり
穴を開けたりして
木と木を組み合わせる技術。
和室の欄間(らんま)や 建具などに
使われたりするのを
見たことがあることも多いと思います。
日本人の職人が
一つ一つ丁寧に拘りながら
仕上げようとする心意気が
素晴らしい作品を生み出します。
そんな、丁寧に仕上げた作品を
見ているだけでも
時間を忘れて美しいなぁと
見入ってしまいますね。
なかなか、以前に比べると
職人の数も少なくなっているようですが
こういう美しいものは
ずっと、残っていってほしいですよね。
「あなたの周りにある
職人の美しい技術が生きているものが
あったら、是非教えてくださいね。」
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